虫歯の治療は専門家に

二人の歯科医

虫歯は歯周病と並んで歯の2大疾患です。
虫歯は子供から老人まで年齢を問わず発症し、特に65歳以上の高齢者では虫歯を持つ人が年々増加しています。
高齢の人に多い虫歯の原因は、かぶせ物や詰め物による場合と露出した歯の根元によるものです。
歯には、食べ物などを噛む力が繰り返し強く加わっています。

そのため歯医者で虫歯治療によるかぶせ物や詰め物をした場合、噛む力が繰り返し加わることによってかぶせ物などと歯を接着するセメントの部分が劣化し、歯との間にごく僅かですが隙間ができます。
その隙間に歯垢が付着し、虫歯菌が侵入し進行すると歯周病になります。
組織が腐敗するまで進行して、神経に炎症が起こると臭いを引き起こす原因になることもあり、せっかく残した歯を失わないように治療が済んだ後も、歯医者で定期的に検診を受けて再発の早期発見に努めることが大事です。
歯医者での初期の治療は、歯根面を滑らかにした後にフッ素を塗布します。
これは再石灰化を防ぐのと再発予防のための治療になります。

ある程度進行している場合には、虫歯の部分を取り除いた後、歯と詰め物の間を密着させる接着処理が行われます。
治療が終わった後も家庭でしっかり歯磨きを行い、痛みを感じなくても歯肉が腫れていたり、出血などの症状が見られた時は早めに歯医者で治療することが大事です。
自分ではできない歯医者の専門的なケアを受けることによって歯を長持ちさせることが可能です。

面倒と思わないでおくべき

レントゲンを見る歯科医

虫歯の治療は全員がおこなうわけでもなく、歯磨きをきちんとしている場合にはなりにくいです。
またしっかりと歯磨きをしていても例えば子供が小さい頃にキスをしたりすると、大人の虫歯菌が子供にうつったりすることも指摘されています。
免疫がない子供の場合には直ぐに感染することも多いです。

一度虫歯になってしまうとその歯を抜かない限り虫歯と付き合って生きていくことになります。
一度治療しても詰め物が途中で取れて再度治療に行かなければならない状況になります。
しかし多くの人は今詰め物が取れたとしてそれをそのまま詰めてもらうことで治療を終える人がいます。
詰め物が取れること自体、詰め物の形が変わった等の整形すべき点があるはずですが、面倒という気持ちが先に出てしまい、取れた物をそのままつけてもらうことで1日で治療を終わらせる人も中にはいます。

ダメージは多々に渡る

治療する歯科医

虫歯の治療の時の音が歯医者さんを表現しているようです。
小さい頃に歯医者さんに行って口をあけてみてもらうだけというイメージが、虫歯生えたことで治療のために歯を削る音とともに機器の振動が身体に伝わってきてそれだけで精神的なダメージを受けることが多いです。
そして更に実際に歯を削って神経に触り痛さを感じて歯医者さんは痛いところというイメージを受けることが多いです。
それ以降歯医者さんにいくということは痛い思いをするというイメージに繋がり、それが大人になっても歯医者さんに行くことから遠ざけているようです。
そして歯を削る音を聞くだけで自分が経験した痛みを思い出す人が非常に多いです。

早期治療が大事

歯科医と患者

さらに放置すると、歯根膜に炎症を起こしたり根の先に膿が溜まったりして、ひどい場合は骨を侵したり細菌が脳にまで回ることもあります。
根の先に消毒薬を入れ細菌を殺す処置をします。
虫歯を発見したら、症状が進む前にできるだけ早く歯医者に行くことが肝心です。
早ければ早いほど治療は簡単で済み痛みも少なく、また他の歯に広がるのも防ぐことができます。

段階は色々

歯の治療

C2になると、虫歯がエナメル質を超え象牙質まで浸蝕している段階で、冷たいものがしみる状態です。
麻酔をして広範囲の部分を削り、詰め物をする必要があります。
C3では、神経まで浸蝕され細菌によってズキズキした痛みを感じるようになり、冷たいものや熱いものの刺激で激しく痛みます。
神経を取り除いた後、歯根の中の神経の穴を完全に埋め塞ぐ処置をします。
C4になると、露出している歯の部分がほとんど無くなっている状態で、歯を残す治療は不可能となり、抜歯することになります。